オンライン講座用動画撮影|伝わる教材動画を作るために大切なこと
この度、オンライン講座で使用する生徒様向け教材動画の撮影を担当しました。
教材動画は、単に「撮れている」だけでは不十分で、先生が伝えたい内容を、迷わず・ストレスなく理解できることが何より重要です。
今回の撮影では、
- カメラアングル
- 音声収録
- 照明設計
を丁寧に組み立て、「学習に集中できる映像」を目指しました。
教材動画に「プロ品質」が求められる理由
少し前までは、スマートフォンで撮影した動画をそのまま教材として公開するケースも珍しくありませんでした。
しかし近年は、動画のクオリティそのものがエンゲージメントに直結する時代です。
実際に多く寄せられるお悩みとして、
- 音声が聞き取りづらい
- 照明を使っているのに映像が暗い・不自然
- 内容は良いのに、最後まで見てもらえない
といった声があります。
どれも「講座内容とは別の部分」で視聴者の集中を妨げてしまう要因です。
今回は、視聴者がストレスなく最後まで動画を見られるためのポイントを中心にまとめました。
講座用動画や教材動画を制作する際に、
「どうすれば伝わりやすくなるのか」「どこを工夫すべきか」を考えるヒントとして、
撮影の参考にしていただければ幸いです。
今回の撮影ロケーションについて
今回使用したのは、洋風インテリアと和室の両方を備えた2階建てハウススタジオ。
1階は洋風、2階は昭和レトロな和室という構成で、1日で複数の世界観を撮影できる点が大きな魅力です。
オンライン講座では、背景の雰囲気も「講座の印象」を左右します。
空間選びも、実は重要な撮影要素の一つです。


ポイント① 手元を「俯瞰」で撮ることで理解度を高める
今回の大きなポイントは、小型カメラを使った真上からの俯瞰撮影です。
料理番組などでもよく使われる手法ですが、
- 手元の動きが分かりやすい
- 無駄な情報が入らない
- 編集時に補足テロップを入れやすい
といったメリットがあります。
講座系動画では、「見せたい部分を迷わず見せる」ことが理解度向上につながります。


ポイント② 4カメ撮影+マルチモニターで「撮り逃しゼロ」
今回は、Z200とポブカムを使用した計4カメ体制で撮影を行いました。
複数台のカメラを使うことで、
- 引き・寄り
- 表情・手元
- 全体進行
を同時に押さえることができます。
さらに、Atomosのマルチモニターで4画面同時確認を行うことで、
現場でアングルやミスを即座にチェックでき、撮り逃しを防ぎます。


ポイント③ 照明は「当てる」より「整える」
照明には大光量のAstra LEDライトを使用しました。
ただし、直接人物に当てると空間の雰囲気が壊れてしまいます。
そこで、
- トレーシングペーパーで光を柔らかく拡散
- 正面+斜め後方からのライティング
を組み合わせ、
- 肌の質感を自然に
- 髪の艶や立体感を演出
しています。
照明は「明るくする道具」ではなく、印象を整えるための設計が重要です。



教材動画は、企業の「資産」になる
近年、企業が
- 商品説明
- 社内教育
- 採用・ブランディング
実際に動画を活用するケースが急増しています。
一度しっかり作られた動画は、長期的に使える情報資産になります。
今回ご紹介したポイントを押さえることで、
視聴者の満足度やエンゲージメントは大きく変わります。
まとめ
動画は、視聴者が内容に集中できるかどうかで価値が決まります。
カメラアングル、音声、照明、画面構成。
これらを意識的に整えることで、同じ講座内容でも
理解度や視聴体験は大きく変わります。
特に教材動画や講座動画では、
・何を見せたいのか
・どこで理解してほしいのか
を映像設計の段階で明確にすることが重要です。
今回ご紹介した撮影の考え方やポイントは、
オンライン講座に限らず、
商品説明動画や社内教育、採用向けコンテンツなどにも応用できます。
動画を「なんとなく撮るもの」から
伝えるための手段として見直すきっかけとして、
本記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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